一芯一葉
ご紹介するのは、紅茶の宝石(ティージェム)。オーガニックで育てた茶の木から「一芯一葉」の柔らかで小さな部分だけを丁寧に手摘み。ほかの茶園では小さすぎるからまだ摘まずに育てていく段階の小ささだが、アンバではこれを摘む。若く小さな芽には、紅茶の美味しさの元がたくさんあるからだ。
この一芯一葉を、22~26時間とちょっと長めにじっくりと時間をかけて萎凋し、職人の手により丸くボールの形状に作られたもの。ティーカップに1個、この紅茶の宝石を入れて熱湯を注ぐと、ひらひらと花がさくように茶葉がほどけていきます。
なぜ丸くするのか…
見た目の面白さだけではなく、実は丸い形にすると、周りと中の発酵度合の違いにより、コクのあるハチミツのようなテイストが楽しめます。さらに外側と中側の茶葉の酸化と発酵の違いにより、さらにフローラルで複雑な奥行きのある香りが出来上がるのです。
この「紅茶の宝石(ティージェム)」はアンバ茶園だけで作られているとてもユニークな唯一無二の紅茶。二煎目も楽しめます。
働きたい人が250人待ち?!
スリランカの新聞記事を読んでいて、「働きたい人が250人待ちの茶園」とあり、どこも若者の茶園離れ&労働者不足のなか、そんな茶園がスリランカにあることに驚き、どんな魅力があるのか?訪問してきました。
ウバ地区の山の奥の奥…行ってみると、今まで見てきた大規模工場とはまるで違い、小さな部屋の中に、これまた小さな製茶機械があるだけの小規模農園。しかし、この場所には、ヨーロッパから大勢の観光客がアグリツアーで次々と訪れ、その数は年間7000名を超えるのだとか。
そして、大プランテーションとはちょっと違うカジュアルで自由な雰囲気、そして仕事を楽しんでいる現地の方たちの笑い声に包まれた場所でした。
スリランカ政府紅茶局も注目!
持続可能なこれからのモデルとなる茶園発起人は、さまざまな国籍の4名が中心。志(こころざし)高く、いかにして持続可能で世界中を魅了するような紅茶を作り続けていけるか、を模索しながら、実現している。ここでは、収支にかかわらず、売り上げの10%をすべて労働者に還元している。
マーケットの動きに頼るのではなく、自分たちで価値のある紅茶を作り続ける茶園。何トンも作り出せる工場が多いなか、この茶園が作ることができる生産量はごくわずか。それでも世界の名だたる紅茶メーカーが指名買い。入荷するまで何カ月も待たねば手に入らない、今では幻の希少な紅茶。
自分たちの製茶機械は、自分たちの手作り。これからのスリランカの紅茶の世界のパワーを、見せてくれる茶園。
MITSUTEAのスリランカ紅茶ツアーで訪問
代表ミツはが毎年開催している紅茶ツアーで何度も訪問。茶摘み、ハンドロール体験、自然を満喫し、ハイキングに行って朝日を見る。オーガニックの野菜やフルーツをふんだんに使った食事やコンフィチュールは絶品で、参加のお客様からは、もっといたい!また来たい!と最高の評価。
*スリランカ紅茶ツアーは、セイロンティーマスターコース受講生を優先的にご案内しております。
おススメの飲みかた
ストレートティー
紅茶の淹れ方動画
こちらをご参照ください。
内容量
ティージェム 4個
ストレートティーの淹れ方のコツ
熱湯 150cc(ティーカップ1杯分)
茶葉 ティージェム1個
蒸らし時間 4分30秒
*二煎目もお楽しみいただけます。
賞味期限 2026.02
茶葉は予告なく、新茶に切り替わります。
その際、グラム数も変わる場合もございます。ご了承くださいませ。
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